海外旅行の必需品となったスマホ。
地図を見たり、飲食店を調べたり、SNSを更新したりと、意外と日本にいるとき以上に使っている人も多いのではないでしょうか。
海外旅行・出張・留学など、海外でもいつも日本で使うスマホでインターネットに接続できるようにするのに必要なのが海外SIMカード・eSIMです。
eSIMは日本でも買えるうえ、アプリからも購入可能でとにかく手軽なのが魅力。
そこで今回はeSIMについて、「海外旅行におすすめのeSIMと選び方」から「eSIMの使い方・設定方法」まで解説していきます!
人気な国ごとにもおすすめのeSIMをまとめたので旅行先を選んでみてくださいね!
おすすめのeSIM6選はこちら!※クリックすると該当の箇所に飛べます!
eSIMとは?
従来のSIMカードとは違い、物理的なSIMカードをスマホに挿す必要がなく、スマホに直接SIMカードをダウンロードして使うのが最大の特徴。
インターネット経由でいつでもどこでも買うことができ、そのまま利用を開始することができます。
SIMカードをデジタルにしたということ!SuicaとモバイルSuicaみたいなことかな。
なので、出発当日でもすぐ購入できますし、もはや現地の旅行先でもWiFiが使えれば、その場で購入して使い始めることもできます。
海外旅行eSIMのメリット・デメリット
海外旅行でのeSIMのメリットとデメリットを紹介します!
メリット | デメリット |
---|---|
日本からサイトやアプリから購入可能 必要な分だけ購入できるサービスもある 普段通りインターネットに接続できる 紛失の心配がない | eSIM対応していない機種がある オンラインが苦手な人には手続きが難しい 現地SIMより少し割高になることもある |
eSIMのメリット
eSIMのメリットとして、まず、日本からサイトやアプリを通じて簡単に購入できることが挙げられます。
旅行先で毎回SIMカードを購入して、交換する手間が省けますし、日本で使っているSIMカードを紛失することもなくなります!
現地についたら、設定だけ変えたらすぐに繋げられるので飛行機を降りた瞬間からインターネットが使えて安心です。
また、必要なデータ量だけを購入できるサービスもあり、無駄なく利用できるのもメリット。
例えば、短期間の旅行なら少量のデータ、長期の滞在なら多めのデータと、自分の旅行スタイルに合わせて選ぶことができます。
eSIMのデメリット
eSIMにはいくつかのデメリットも存在します。
まず、すべてのスマートフォンがeSIMに対応しているわけではありません。
特に古いモデルや一部の安価な機種では使用できないことがあるため、事前に自分のスマートフォンが対応しているか確認が必要です。
また、オンラインでの購入手続きが必要なため、インターネットの操作が苦手な人にとっては少々難しく感じるかもしれません。
手続きが複雑に感じる場合もあり、その場合はサポートを利用することをおすすめします。
さらに、現地で直接SIMカードを購入する場合と比べて、eSIMの料金がやや割高になることもあります。これは利便性を考えると許容範囲かもしれませんが、コストを重視する人にとってはデメリットとなり得ます。
海外旅行におすすめのeSIM6つを比較
海外旅行におすすめのeSIMを6つ紹介します!
ただ、それぞれに特徴があるため、正直どれが自分に合っているか、結局どれ選べばいいのかわからなくなると思います笑
なので、日本人がよく行く国を中心に国別でおすすめのeSIMも紹介しているのでぜひ参考にして選んでくださいね!
▼国ごとに選べるおすすめeSIM
安さ重視なら「eSIM-san」
韓国で安くsSIMを使うなら「eSIM-san
3日間使う場合、1GB/日プランで779円と破格です。
さらに安くなら「KKday」
さらに安く使いたい場合はKKdayもチェックすることをおすすめ。なんと2GB/日プランが3日間412円でキャンペーンをしていることもあります!ただ、ツアー予約サイトなので少し使いにくいかもです。
無制限なら「Holafly」
無制限で使うなら「Holafly」がおすすめ。
1日〜90日まで1日単位で期間を選べて、完全無制限です。3日間なら1400円と価格も抑えられるのも魅力的。
安心感も欲しいならWorld eSIMもあり
海外企業は不安、いざというときのサポートで安心したい場合は「World eSIM」も検討してみて。
3日間の無制限で2960円と割高になるものの、日本の通信大手が運営するサービスなのでサポートは万全です!
国・期間・使用量・サービス内容で変わってくるからそれぞれの特徴をしっかり把握して決めよう!!
eSIM-san(イーシムサン):とにかく安い
とりあえず安くしたい方にチェックしてほしいのがeSIM-san
メリット | デメリット |
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圧倒的な安さ(特にアジア地域) 周遊プランなどプランが豊富 日本企業が運営する安心感 | 対応国数が比較的少ない アプリがなく、使い勝手に劣る |
eSIM-san
特に日本人がよく海外旅行に行くようなアジア地域では、とてもお得に使うことができます。
例えば、、、
- 韓国:1GB/日・3日間→779円
- 台湾:1GB/日・3日間→669円
- タイ:1GB/日・3日間→1,278円
などなど!他のeSIMサービスよりも10%20%も安く利用することができます!
また、日本の会社で日本人スタッフによるLINEサポートがある点も安心です。
デメリットとしては、
・対応国数が他サービスと比較すると少ないことと、
・追加購入などはできず毎回設定が必要なこと。
国数に関しては、少ないとはいえメジャーな国は網羅されているので、ほとんどの人は問題ないでしょう!
追加購入ができない点については、よく海外に行く人で都度購入して使う形になるのが面倒な方は、Airalo のようなアプリがあるeSIMがおすすめです。
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Airalo(エラロ):アプリがあって少しから使いやすい
Airaloは、とにかく幅広くカバーしており、どこに行くにも使えるeSIMサービスです。
メリット | デメリット |
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200カ国以上で使える アプリで残量の確認・チャージができる プランが豊富で安い | 地域によってはプランが限られることも |
シンガポール発のサービスで、世界で初めて200ヵ国以上に対応するeSIMサービスです。
他のeSIMサービスが対応していない国でもAiraloであれば使えるので、マイナーな国に行く方には特におすすめ。
また、公式サイトもしくはアプリからデータ購入が可能で、いつでもどこでも利用できます。
短期間、低データ量の4.5ドルからプランがあり、足りなければ追加で購入が出来るため、利用するハードルも高くないでしょう。
いまなら紹介コードを入力すれば3ドル分のクーポンももらえるので、1度実際に使ってみるのをおすすめします!
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Holafly(オラフライ):無制限に使いたかったらこれ
Holaflyはスペイン発祥の企業で、ヨーロッパ向けのプランが特に充実。
また、無制限のデータプランが豊富なことが特徴です!
メリット | デメリット |
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180以上のエリアで使える データ無制限プランが豊富にある 日本語24時間年中無休のテクニカル サポート | 1日単位でのプランがある国は限られる |
データ無制限プランが豊富かつお手頃なのがHolaflyの魅力!
海外旅行中にデータ使用料を気にせずにネットが使えるのは安心です。
旅行中に調べ物をしたり、SNS投稿したり、日本にいるときと同じようにネットが使えるようになります。
電子メール、オンライン チャット、LINEによる日本語の24時間のサポートがついているところも良い点。
また、中国だとVPNが付与されるので、LINEやGoogleなどの制限があるアプリも問題なく利用可能です。
ただ、無制限プランが中心なので、少ししかインターネットを使わない人には合わないかもしれません。
プラン料金が5%offになるこのブログだけのクーポンがあるので、無制限プランをお得に使ってくださいね!
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KKday(ケーケーデイ):掘り出し物見つかるかも!
KKdayは、eSIMだけでなく現地ツアーやホテルなどの予約もできるオンライン予約プラットフォームです。
日本語で予約・決済できるのも便利なポイント。
メリット | デメリット |
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アジアや北米で比較的安く使える プランが豊富で電話番号付きもある | eSIM専用サービスではなく、使い勝手が劣る |
KKdayは北米やアジア・オセアニア、ヨーロッパ・アフリカの一部地域など幅広いエリアのeSIMを販売しています。
その中でも特に、北米とアジアでは最安級の価格となっており、こういった地域に旅行に行く人におすすめです。
また、プランも非常に豊富で、「1日の上限と日数を決めて使う放題の無制限プラン」や、「日数と総データ量で選ぶトータルプラン」、さらには「電話番号付きのプラン」もあります。
自分の目的や使用用途に合った適切なプランが安く選べるのすごくいいですよね!
ただ、eSIM専用のサービスではないため、サポート面や追加購入などの使い勝手は劣る場面もあります。
World eSIM(ワールドイーシム):サポートの安心感
海外発祥のeSIMに不安を感じる人におすすめなのが、World eSIMです。
メリット | デメリット |
---|---|
180以上のエリアで使える 日本上場企業で安心できるサポートがある テザリングも可能 | 安いわけではない |
日本の企業なのでサイトやサポートが完全日本語対応で、英語が苦手な人でも安心して利用できるのがポイント。
さらにworld esimは180ヵ国以上に対応しており、使用可能なデータ量も500MB〜無制限でプランも充実していて、
とてもバランスのいいeSIMサービスです。
world esimは使い方のガイドも分かりやすく、設定がシンプルで簡単。
海外のeSIMサービスは安い一方で、日本語が不自然であったり、いざという時のサポートがよくなかったりもするので初めてeSIM使う不安のある方にworld esimはおすすめです。
TRAVeSIM(トラブシム):シンプルなプラン設計
TRAVeSIMは、シンプルなプラン設定でわかりやすく、1つのeSIMがあれば複数の国で使えるのが特徴。
メリット | デメリット |
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シンプルなプラン設定でわかりやすい 国をまたいでも追加料金なし | 追加チャージはできない プランが2つのみ |
TRAVeSIMは、世界140の国と地域で利用可能。
プランは「ASIA」プランと「GLOBAL」プランの2種類のみ。
ASIAプラン | GLOBALプラン | |
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高速データ容量 | 6GB | 6GB |
利用可能期間 | 8日間 | 15日間 |
対象国・地域数 | 30の国と地域 | 全世界140の国と地域 |
価格 | 1,980円 | 3,980円 |
非常にシンプルなプラン設計なので、行く国と期間でどちらかを選ぶだけ!迷うポイントが多いeSIMにおいてはとても考えやすくて、いいですよね。
もちろん、もっと短期で少しだけ使えればいい、という場合には結果的に割高になる可能性もあるので、その場合は他のeSIMを使いましょう!
また、対象の国のなかであれば、期間内に国を移動しても追加料金などはなく自然につながるのでいくつか周遊するのであればとてもコスパのいいeSIMになると思います。
eSIMを選ぶポイント
eSIMを選ぶときのポイントは次の5つです!
- スマホがeSIMに対応した機種か
- 旅行先に合ったeSIMか
- データ量・有効期限は旅行期間や人数で考える
- コスト
- サポート体制がよいか
スマホがeSIMに対応した機種か
まず、ご自身のスマートフォンがeSIMに対応しているか確認することが重要です。
例えば、iPhoneシリーズではiPhone XS以降がeSIMをサポートしています。また、Google Pixel 3以降も対応可能です。一部のAndroidデバイスや旧型のスマートフォンは未対応なので、旅行前にメーカーの公式サイトやマニュアルで確認してください。
加えて、旅行先で使える通信プロバイダーの対応も確認することが大切です。
具体的な機種の互換性リストは各eSIMサービスの公式ページで確認できます。
旅行先に合ったeSIMか
旅行先でeSIMが使えるかどうかは、事前に確認が必要です。
例えば、Airaloは190カ国以上で利用可能で、Trifaはアジア全域に強みを持ちます。渡航先での利用が想定される通信プロバイダーと提携しているかどうかは、各サービスの公式サイトで調べてください。
また、国によっては特定の通信会社しか対応していない場合もあるため、旅行前に渡航先の通信事情をしっかり調査するのが賢明です。
データ量・有効期限は旅行期間や人数で考える
旅行日数やネットの利用頻度に合わせてデータ量を選ぶことが重要です。例えば、Airaloは1GBから無制限プランまで幅広いオプションがあります。Trifaは短期旅行者向けのプランが充実しているため、数日間の滞在に最適です。一方、きもちeSIMは国内外で使える柔軟なプランがあるため、複数国を訪れる旅行者に便利です。公式サイトの各プラン詳細を確認し、自分の旅行スタイルに合ったものを選びましょう。
コスト
プラン料金はサービスや地域ごとに異なります。Airaloは地域ごとに価格が変わり、1GBあたりの料金が安価ですが、Trifaは短期プランの価格が比較的手頃です。ahamoは日本国内での利用が多い場合に適しています。旅行先でのデータ量や滞在期間によってコストは変動するため、プランの総額が予算に合っているか確認し、隠れた料金がないかもチェックしましょう。複数プロバイダーのサイトでの価格比較をお勧めします。
サポート体制がよいか
カスタマーサポートは、トラブルが発生したときに重要です。
例えば、Airaloはサポートチームによる24時間体制の支援を提供しています。Trifaも専用アプリでのサポートがあり、迅速な対応が期待できます。ahamoときもちeSIMも日本語のサポートがあるため、日本人旅行者には安心です。レビューサイトやSNSでのユーザーの評価も参考にしながら、信頼できるプロバイダーを選びましょう。
短期の海外旅行ならお得な海外ローミングを使うことも可能
eSIMの他にも、日本国内のahamoや楽天モバイルの海外ローミングを使うことも一つの選択肢です。
さらに、申込みからサポートまでオンラインで完結しちゃう便利さ!
一般的な携帯電話サービスの海外ローミングは高額になる場合が多いので、あくまでも今回紹介する2社がお得過ぎるだけなので、そこは注意しよう!
ahamo:海外でも20GB無料!
ahamo
しかもめんどくさい事前申し込みや設定、追加料金などがすべてなし。
滞在15日間以内という制限はあるものの、短期旅行であれば十分!
いつものスマホ料金にプラスで払わなくていいのはかなりお得ですね!
普段使っていて日本での通信も全く問題ないので、海外旅行を機に日頃のスマホ料金を見直して、乗り換えるのもありです!
eSIMの使い方・設定方法
では、実際に日本からの海外旅行でeSIMを利用する方法を見てみましょう。
まず、お使いの端末がeSIMに対応しているかを確認しましょう!
2021年後半以降に発売されたスマートフォンの多くはeSIMに対応しています。
古いモデルや一部の機種では対応していない場合があるので、不安な場合は確認しておきましょう!
>対応機種一覧
次はeSIMサービスのウェブサイトやアプリからプランを選択し、購入しましょう。
旅行する国ごとのおすすめeSIMをまとめているので参考にして選んでください!
購入時には、パスポートやクレジットカードなどの情報が必要になることがあります。手元に準備しておくとスムーズです。
購入が完了すると、インストール用のQRコードが送られてきます!
送られてきたQRコードを使って、eSIMを端末にインストールしましょう。
インストールの流れは下記の通りです。
設定
モバイル通信 モバイルプランを追加QRコードをスキャン 指示に従ってインストール
現地に到着したら、スマートフォンの設定メニューから「モバイルデータ」や「ネットワーク設定」にアクセスし、ローミングをオンにしましょう!
ローミングをオンにすることで、現地のネットワークに接続できるようになります。
eSIMを海外旅行で使うときによくある質問
- eSIMが対応している機種を知りたい
-
2021年後半以降に発売されたスマートフォンの多くはeSIMに対応しています。
古いモデルや一部の機種では対応していない場合があるので、確認しておきましょう。
>対応機種一覧 - eSIMは海外旅行のどのタイミングで買うべき?
-
eSIMは、旅行の準備段階で購入するのがベスト。
出発前に申し込んでインストールまでしておくと、現地でスムーズに利用できます!
ただ、現地に着いてからでもWi-Fiがあれば購入できます!
- 海外旅行でeSIMに切り替えるタイミングはいつ?
-
eSIMへの切り替えは、現地に到着してから行うようにしましょう。
ローミングをオンにしてから利用開始になるサービスが多く、期限のカウントダウンが始まるので日本にいるときから切り替える場合は出発の直前がおすすめです。
- 海外旅行中、eSIMはWi-Fiがないと使えない?
-
eSIMはWi-Fiがなくても使用できます。
eSIMは通常のSIMカードと同様に、モバイルデータ通信を利用してインターネットに接続します。
Wi-Fiがない場所でも、インターネットに接続できネットやアプリを日本と同様に利用できるので、安心して旅行を楽しめますよ!
まとめ:海外旅行中でもネットを楽しむならeSIMがおすすめ
今回はeSIMを紹介しました!
オンラインで購入でき、渡航先や日数、必要なデータ量など豊富な選択肢から自分に必要なものを必要なだけ購入できるのがeSIMの最大のメリットです。
海外旅行で欠かせないインターネットを使う方法はいくつかありますが、特に便利で気軽に使えるeSIMをぜひ活用してみてください!
おすすめのeSIMサービス3選
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