これは筆者「うぃんでぃ」が2019年に世界一周をしていた時のブログ。
加筆修正を加えてお届けします。
こんばんは!旅する大学生です!
今日は朝からチェルノブイリ博物館に行きます。
途中にあった変わった建物。
前の通りがマーケットになってたり中もそんな感じ。
到着!
博物館としての存在を主張してこないから民家に紛れて見つけにくかった(笑)
上にかかってる沢山の地名はこの事故によって立ち入り禁止になってしまった集落の名前です。
登りきり振り向くと
そこにたくさんの人が生活していたことを考えると切なさと怒りのようなモヤモヤを感じます。
今もチェルノブイリ原発から半径30キロ圏内は立ち入り禁止になっています。
ここに行って一番感じたのは情報を隠されることの怖さだと思う。
事故が起きたのは4月26日。
原発職員らが多く住む街「プリピャチ」の避難完了が4月27日。
持ち物は衣類と身分証明書と3日分ほどの食料と伝えられたらしく、多くの人はまさか2度と戻れなくなるとは思わなかったと思う。
この新聞は事故から数日後のもの。
ピンクに塗られた部分が許された記事。
事故が起きたことと復旧に努めてることくらいしか書かれていない。
事故があったこと自体、公にしたくなかったことがよくわかる。
左下の写真は5月1日にメーデーを祝う人たち。
これは放射線の影響を分かっていながらも、それを隠した政府によって強行されたパレードでした。
事故直後に駆け付けた消防や救急の人たちも原発からでる煙などがどれほど危険か知らされてなかった。
国としてはパニックを防ぐためという目的もあるのかもしれないけれど、守れたかもしれない命が無下に扱われるようで恐ろしくなりました。
最近日本でニュースになってることも隠しただの、嘘ついただの、そんなことから始まることが多い気がします。
何を考えてるんだろうなあ、ただただ疑問ですね。
チェルノブイリやゴーストタウンとなったプリピャチへはツアーに参加すると行くことができます。
行きたくなって調べましたがかなり高額、事前予約必須で断念。
関係ない話ですが、日本語の音声ガイドの人が割と噛みまくりで話がスッと入ってこない部分も割とありました(笑)
気がついたら2時間くらい見ていたのでお昼ごはんを食べて次へ。
綺麗な街並み。
なんか上の方にど派手なのが見える…
向かいましょう。
登ります。
到着。
聖アンドレイ教会。
キエフっぽいカラー。
中には入らなかったのですが、ほんとに豪華な装飾だなあ。
裏には公園と遊歩道があっていい景色。天気は良くないけど、
これは聖ミハイル黄金ドーム修道院。
奥に見えるのが教会。
こっちもすごいカラフル。
中に入れましたが写真はダメだった。
さっきキエフっぽいって言ったけど、なんかアルゼンチンの国旗を思い出します。
さて、3日後の移動のために切符を買いに駅に行きます。
途中で見つけたキエフ大学。
なんでこんなに赤いのかは分からず。
またまた鮮やかな聖ウラジーミル教会。
共産主義時代には閉鎖され無神論博物館になったこともあるらしい。
皮肉すぎますね。
そんなこんなで駅に到着。
中に入ると驚きの光景が
外観からは想像できない美しい空間が広がっていました。
駅っぽくない。
ここ最近ボロボロの駅しかみてこなかった(笑)
肝心のチケットですが高すぎたので一旦買わず。
出直すことにしました。
久しぶりに長時間観光してました。
さて明日はクリスマスイブ…どうしよっかなあ。
ー続くー
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