【セルビア①】雨降るベオグラード、２０年前に降ってきていたもの。

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こんばんは！旅する大学生です！
モンテネグロからセルビアに移動する日。
８時半から１０時間の移動です。
途中何度か休憩を挟み、ベオグラード到着。

壊れた信号機。
 
ベオグラード思ってたより都会。

ユーゴスラビアの首都だったし、そりゃそうかも。
明日から雨が降って寒くなるみたいなのでサクッと夜の観光。

とはいってもどこもイルミネーションがメイン。
 

今後は各地のイルミネーションが見どころかもしれません。
 
次の日。
案の定雨。
めげずに歩きます。

まず向かうのはカレメグダン要塞。

オーストリア・ハンガリー帝国がオスマン帝国に対抗するためにつくられた城塞。
ていうことは、これまでたくさんモスクとして使われた教会なんかをみてきたけど、
ついにオスマントルコの支配から逃れました。（笑）

だれもいない雨の公園で鳴き続ける恐竜。


なかは公園になってます。
夏だったらたくさん人がいるんだろうなあ。
雨だし寒いし人はほとんどいません。

サバ川とドナウ川の合流地点も望めます。
晴れてたらいい景色なんだろうなあ。
霞がかってるのも趣あっていい。

要塞内にある聖ルジツァ教会。
つたに覆われて夏は緑できれいなんだろうなって感じ。
まあこれはこれで荘厳な雰囲気あっていいけどね。
 

ホームアローンにでてくる鳩おばさんみたいな人。

要塞の横に動物園ありました。
入らないけど。アルパカ？りゃま？は見えました。

共和国広場。
ミハイロ公の像。
なんかすごい人でしょう。

年越しイベントかなんかの舞台を組んでて柵に囲まれてました。

 
忘れたけどおっきい教会。
中の写真はダメでした。おばちゃんにめっちゃ怒られた（笑）
そしてベオグラードといえばこれでしょう。
 

NATO空爆ビル。
出来事についてはいろいろな背景と憶測と事実があるみたいなのでまとめられませんでした。
とにかく、コソボ紛争の際、これは１９９９年にNATO軍の空爆によって受けた傷。
これを見るとたった２０年前に爆撃がここであったことが想像できてしまった。

しかし、このビルの周りはそんなことを感じさせないにぎやかさ。
人も車もたくさん走っています。
ここが一番有名な跡地ですが、ほかにも歩いていたらそうだと思われるビルがありました。

周りを歩く大人たちには実際にこの被害を受けたひともたくさんいると思う。
ビルの前を通る人たちにはすでに日常になっているのか特別意識をしているようには見えなかったけど、
そもそもここを通れない人もいるかもしれない。
 
幸せなことにぼくにとって戦争はあまり実感のわかないもので、他国に対して個人的な恨みみたいなものは一切ない。
でも、もしこんなことが自分の身に起きたらと思うと、言葉にできない。
どこに向ければいいかわからない怒りってしんどいよなあ。
 
ちなみに今もセルビアはコソボを認めておらず、コソボ側からセルビアに入国することはできません。
予定組んだときは知らなかったから２週間前くらいに必死に考え直していたのです。
 
そんなこんなでベオグラード１日目終了。
 
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